脂性肌のニキビケア

脂性肌のニキビケア|皮脂は悪者ではない!?

脂性肌に悩む女性

脂性肌の方の悩みの原因である皮脂は多くの方が肌にとって悪者であると考えていらっしゃると思います。

 

しかし、実際は間違った認識です。
皮脂は肌のうるおいを保ち、肌のバリア機能を維持するために必要不可欠なのものです。

 

 

皮脂には水分とともに肌を守る役割があります。
肌の調子が良く、みずみずしくうるおっているということは、皮脂と水分がバランスよく混じり合い、外的刺激から肌を守るバリア機能が存分に発揮されている状態なのです。

 

脂性肌でも保湿は重要

脂性肌の原因は様々ですが、そのカギの一つとなるのが肌の乾燥です。

 

脂性なのに乾燥が原因ってどういうこと?と思う方も多いと思いますが、肌に蓄えられた水分が不足することで、皮脂と水分のバランスによって成り立っていた肌のバリア機能が弱まった結果、肌を守ろうと防衛機能が働き、過剰に皮脂が分泌されてしまうのです。

 

乾燥肌の方は保湿を気にする方も多いですが、脂性肌の方はあまり気にしない傾向があります。
しかし実際は脂性肌だからこそ、保湿が重要なのです。

 

うるおった肌とは

保湿とは文字どおり、「湿気を保つこと」です。
肌の水分を適度に保つためのスキンケアのことになりますが、保湿がきちんとできている肌は「うるおった肌」ということになります。
では、保湿がきちんとできている肌とはどういうことでしょうか。

 

それは、肌みずからが「保湿物質」をつくり、角層内に水分を蓄えておける状態のことです。
保湿物質がきちんと働いていれば、皮脂と水分のバランスがとれ、肌のバリア機能も十分に発揮されます。

 

ニキビ予防のために保湿成分の配合された化粧品を選ぶ

脂性肌であってもニキビケアのためには保湿成分が配合された化粧品を選んで、しっかりとニキビ予防の肌ケアをしましょう。
ここでは代表的な保湿成分を紹介します。

成分名 詳細

ヒアルロン酸

真皮に存在するゼリー状の物質で、200〜600倍の水分を蓄える力があります。
敏感肌の人にもおすすめの成分です。

エラスチン

真皮に存在する物質で保湿力が大変強く、化粧品に配合されていることが多い成分です。

コラーゲン

真皮に存在しているときは弾力を保つ成分として活躍していますが、化粧品に配合されたときは保湿成分になります。

ヘパリン類似物質

血液中のヘパリンという成分に水分含有力があることから、類似した成分を保湿成分に応用した物質です。
医薬品などに使われることがあります。

セラミド

細胞間脂質の約40%を占める物質です。
水分を強力にはさみ込んでキープする性質があります。

プロピレングリコール、グリセリン、ブチレングリコールなど

多価アルコールです。
吸湿性に優れるため、化粧品によく使われている成分です。

 

脂性肌のニキビケアにおすすめの洗顔方法

脂性肌の人は、皮脂を落とそうとやっきになって、洗顔の回数をむやみに増やしたり、思春期の男性がニキビ対策で使用するような、脱脂力の強すぎる洗顔料を使う人がいますが、これはよくありません。

 

炎症を起こしてしまったニキビのある肌は非常に敏感です。
過剰な洗顔は逆に肌にダメージを与えてしまいます。

 

脂性肌を気にしすぎるあまり、洗顔をしすぎて頬骨のあたりがカサカサになったり、赤みが差してしまったようなことはありませんか?
これは比較的皮脂が少ない場所なのに念入りに洗顔をしすぎた結果、肌からうるおいが奪われてしまった状態なのです。

 

洗顔をするときは顔全体を濡らしてから洗顔料をよく泡立て、きめ細やかな泡をつくってから、肌をつつむようにやさしく洗うのがコツです。
泡立ちにくいときは泡立て用ネットやスポンジを使って、しっかり泡立てましょう。

 

そして脂っぽくなりやすいTゾーンを中心に洗うようにし、強くこすらないようにしましょう。
間違っても乾いたままの肌に泡をつけたり、ゴシゴシと力を入れて顔を縦にこするなんてことはしてはいけません。

 

脂性肌のニキビケアは髪の毛の刺激にも注意

頭皮は顔とつながっています。
顔の皮膚分泌が過剰なときは、当然頭皮も脂っぽい状態です。

 

頭皮の皮脂は毛髪を伝わり、皮脂の分泌が過剰だと毛髪がべったりとしてきます。
その毛先が肌に触れるだけでも刺激となってニキビの原因となる可能性がありますが、これがさらに脂っぽい髪の毛が触れるとなると最悪です。

 

ニキビ予防のためにヘアケアにも気をつける必要があります。
シャンプーのときには洗髪の基本に立ち帰り、毛髪ではなく、頭皮をしっかり洗うということを意識するようにしましょう。

 

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